ゼロベース思考

社会のいろんな出来事をゼロベース思考で見つめ直します。

会社をサンフランシスコに作ってみた。

会社なんて簡単に作れるのだと思ってたけど、実際は結構難航しました。

まず、外国人の人が会社を作るのは、どの国でも難しい。

とりあえずというわけにはいかないし、アメリカだと、例えば訴訟が起きたら誰がどうするの?というのもはっきりさせないといけない。

株主、CEO、サイナーを3人決めるんだけど、そこからして難しい。

サイナーというのは、要は小切手にサインできる人のことで、会社のお金を動かせちゃうのです。

当然だけど、とりあえず会社を作るには不向きな仕組みで、自分がお金を握れない以上、割と公正明大にやる必要がある。

日本にいて、アメリカの会社を経営しようとすると、物理的な距離もあるからコントロールするのはとっても大変。

もちろん、うちは普通に経営するので、自分だけがお金を握っておく必要もなく、大した問題もないのだけど。

それで、その辺決めたら登記に当たるようなことを州と、連邦政府に対してやるんだけど、これまた時間がかかる。

日本で会社作るのって、ほんと余裕なんだけど。。

まあ、そんなこんなでなんとか会社を設立しました。

さあ、次はサービスを米国法人で立ち上げます。

シリコンバレーと東京の決定的な違い

二週間の滞在もあっという間に終わり、灼熱の東京に帰ってまいりました。

総括をしないといけないのですが、結局シリコンバレーは、スタンフォードという世界屈指の大学を卒業した優秀な学生が、そのままエンジニアとなり、単なるものづくりではなく、工夫を凝らしているというところが東京とまるで違うなと感じました。

東京大学を出た優秀な人も、その後エンジニアになることはあったとしても、すぐに仕様を決めるとか、ビジネスサイドに回り込むと言う名の、エンジニアから上がってしまう。

それで、実際に作ってる人は、マーケティングと言う名のもとに、他人が作ったものを一所懸命に調査して、参考にして、さるまねのサービスを作り出す。

もちろん、そこにはオリジナリティーなんてない。

作る側も、⚪︎⚪︎は××とやってる、と、これまたオリジナリティーを潰すようなことをしだす。

マーケティングの真髄は工夫なんですよね。

新しい顧客を開拓、または、維持するために、自分の製品やサービスを工夫し続けること。

これがすべてなのだけど、他人のものを研究するように見せかけて、マネしてるのではたとえうまくいったとしても小粒で終わるのが見えている。

その点シリコンバレーは、超優秀な奴らが、思いつきで作っちゃったものも多く、当然死屍累々としていくのだけど、たまにものすごくマーケティングされたものが出てきて世界を席巻する。

もしかしたら事業の成功は、確率論なのかもしれないと言わんばかりに。

日本がシリコンバレーに勝つ日はとても遠く感じた出張でした。

シリコンバレーのエンジニア事情、経営事情

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シリコンバレーですでに上場しているFacebookと、未上場のEvernoteを訪問してきた。

 

ウェブサービス中心の両者ですが、間違いなく今後AIやリアルサービスとの連携がロードマップにあるはずなので関係ないとは思えない。

IoTは、製造業の側からも、インターネット企業の側からも、イノベーションは起きていく。

 

前置きはさておき、2社ともに言えることは、エンジニアリングによってビジネスをやっているということだ。

 

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日本のスタートアップは、顧客サービスを考えたり、テレアポ営業でレバレッジしている会社が多い。

純粋にテクノロジー起点でビジネスが出来上がっていない感がある。

 

エンジニアリング起点だと、なにが違うかというと

 

日本「誰かが仕様を考えて、エンジニアが作る。エンジニアは仕様が変わると怒る」

2社「エンジニアが仕様を考えてとにかく作る、エンジニア同士が話し合ってこんなのもつくれるんじゃないの?って盛り上がる」

 

どんどん生まれてくるテクノロジーを、趣味的に追いかけているエンジニアが、「おそらく一番初めに新しくできるようになりそうなこと」を知ることになる。

その知見を、今のビジネスにどう活かしていくか?をエンジニア自身が考えて形にする習慣があることが重要なのだ。

もちろん、暴走しては意味がないので、なにを作るか?というすり合わせは日々行われる。

 

また、シリコンバレーのこういった企業は、R&Dにかける費用がすごく多い。

チームは、各国ローカライズチームや、OS、デバイス別チームというのも存在しているようだが、いかにスピードを上げるか?ということもとても重要だ。

スピードを上げるには多くの自発的なエンジニアを雇用する必要がある。

R&Dは、あたりまえだが売り上げもないのに雇用するためのお金がいる。

そこで、莫大な金額の投資が必要となり、シリコンバレーに集まる投資家から多額の出資を受ける、もしくはGoogleのような企業に買収されることとなる。

 

経営者も遊んではいられない。

月に一回は多額の投資をしてくれている投資家や、ストックオプションを渡している社員への説明がある。

納得感のない説明だと、すぐにネットに無能だとかかれてしまう。

スピードを上げるために、サービスやロードマップを打ち出す役員と、外部折衝をする役員と、内部統治をする主に財務担当役員が必ずいて、パワーバランスを取っている。

 

これらのことは、語り尽くされているし、ご存知の方も多いだろうが、目の当たりにすると衝撃的とも言える。

エンジニアのフィーは、新卒で1,500万円、3,000万円〜5,000万円くらいもらってる人も多いという。

 

日本の環境でこのスピードに太刀打ちしていくにはどうすればよいのか、改めて考えさせられる。

 

ちなみに、今一番フィーが良いのは、IoTの成長を受けてマシンプログラミングが一番らしい。

 

ゴールデンゲートブリッジから日本人街を歩く

土曜日の朝、時差ぼけがきつくて日光に浴びてとにかくからだを動かそうと、ホテルを出てゴールデンゲートブリッジに向かって歩き出しました。

何気に遠い…地図の感じと違う…と、くじけそうになりながらなんとか到着しました。f:id:koizumiism:20150714052954j:image

レッドリボンのハイキングイベントがあるのか、周りは女性ばかり。

歩く道も広くないのですれ違うのも一苦労でした。

でも、橋はとっても美しくて、わざわざ歩いた甲斐があったなと思わせるに十分でした。

ホテル近くに帰ってきて、さらに足を伸ばそうと高級住宅街を超えて、フィルモア通りを南へ。

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30度はゆうにある坂道を登りきると、絶景が待ってます。

街越しに見る海は、他のエリアでは味わえない感動が。

再び坂を下ると、知ってるブランドも路面店を出すようなオシャレエリアにでます。

Rag & Boneやマークジェイコブスなんかもあって、なぜかやたらとある美容室。

レストランもオシャレ。

そのエリアから少し離れたところに日本人街があります。

日本人がうろうろしてるのかなと思いきや、観光施設のようなものがあるだけで、歩いてるのも観光客。

一応、ラーメンは食べました。

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まあ、日本で美味しいものは日本で食べろということかなー。

ダシは悪くないと思うんだけど、湯切りが全くできてないから、中途半端に薄い。。。

そんなこんなで、散々あるいて、疲れ果てたのでホテル近くのユニオン通りの中国系レストランで軽メシをとって休みました。

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betelnut

結構評価も高いみたいですね。
バーのお兄さんはいい人でした。

ドラフトビール、メルロー、カベルネソービニョン(ワインはすべてカリフォルニア


ニンニクレストランと、チョコレート工場へ

サンフランシスコ二日目の夜は、友達と、その友達の三人でイタリア街にあるニンニクレストラン、Stinkin'roseへ。


ビバリーヒルズにもあるというこのお店、店に入るとぐるり隣の建物に案内され、出てきた料理はことごとくニンニク味!

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お店の中も良い感じ!

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ニンニク料理を平らげたあと、ベイエリアのチョコレート屋さんへ。

観光客で大行列なのだけど、待つこと30分。

イートインでゴールデンゲートを食べました。

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バナナが縦に割れてて、橋に見立ててるのだと。

チョコレートアイスは甘いけどとっても美味しかった!

クルマでいろいろ連れて行ってくれた友達に感謝です!







UCB(カリフォルニア大学バークレーのある、バークレーへ

今日は、バークレーで友達が会社をやっているので、そちらを訪問したのだけど、

朝からの会議で遅れちゃったということで、時間があいてバークレーの街をぶらぶら。

 

バークレーは、UCB(Uinversity of California, Berkeley:カリフォルニア大学バークレー校)が街にあり、関連するカレッジで成り立っている街です。

 

なので、街には学生が多いので、食べ物屋さんも高額な店は少なく、街も小さいので中心部に公官庁や消防、警察といったものも密集していてとても便利な街です。

 

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Universityが若者の学生で多い中、Collageは大人も多いようで、あるている学生は必ずしも若者とは限りません。

 

そんな中ぶらぶら歩いていると、レストランがとても多国籍なことが目に付きます。

 

日本、中国、インド、イタリア、などなど(そういば韓国をあまり見かけなかった・・・)種類も豊富で、食に困らなさそうな感じ。


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友達のオフィスも素敵な外観&内装で、広々しているから居心地も最高でした。

 

アメリカは、早く来て早く帰るのも、遅く来て遅く帰るのも比較的自由で、同じ仕事を早く終わる人の方が素晴らしいという価値観で、日本のようにダラダラと会社にいる風潮はありません。

 

うちの会社も、みんな定時近くで変えるから違和感はないのだけど、彼らに言わせるとかなり違和感があるらしい。

 

もちろん、時間を効率的に使いつつも、長時間労働するとそれだけの成果があるというのは認めた上でのことだけど。

 

今、「働き方」がちょっとしたブームになっているけど、本来「働き方」なんて個人の勝手で、むしろやりたいことがないから「働き方」を考えてしまうのだと思う。

 

働き方なんて、やりたいことがいっぱいある人にとっては、簡単なことで悩むテーマじゃない。

 

自分も、そんなことで悩んだことがないから、悩んでる人の気持ちはわからないけど、ぜひ、やりたいことを見つけて、働き方で悩まない人になってほしい。

 

 

 

サンフランシスコのワインバー CELLAR DOORへふらりと・・・

サンフランシスコに到着しました!

飛行機であんまりねれないし、隣の日人が肘をだしてくるしとあんまりいい思いをしなかったのだけど、なんとか到着。

 

それで、市街地というかホテルに電車で行こうかと思ったのだけど、つかれたたので初Uberに。

 

すでにクレジットカードは登録されていたから、すぐ使えたのだけど、Google Mapと連携してて、候補にUberが入ってる。

 

それをタップすると、すでに依頼モードになってるみたいで、驚いた。

 

ドライバーから、到着階はタクシーしか待てないから、出発階に来てくれと電話がかかってきて、ナンノこっちゃわからんから、どうしたもんかと思いつつも1つ上の階へ。

 

なんとか、合流して無事ホテルに到着したよ。

 

一泊20,000円近くするのに、モーターインだったみたいで、清潔だけど決していいホテル!という感じじゃなかった。

 

まあ、でもここに7日滞在するのでこの部屋を愛したいなと、アンパックした荷物を自分の部屋のようにおいたよ。

 

 

そうこうしているうちに19:30くらいになったからスーパーでテイクアウトして、旅の疲れを癒そうとしたのだけど、スーパーでも10ドル(1200円)以上するものばっかり。

 

近くを歩いてると、結構いいレストランが多そうな道に出たので、(やむなく)ワインバーへ。

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セレクトもよく、勧められた、ピタもとっても美味しかった。

 

幸先良いスタートです〜